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2016'05.03 (Tue)

おもひでぽろぽろ

電車の中というのは無駄にノスタルジックな気分になる。博多からの帰りには、大好きな映画おもひでぽろぽろの言い方を真似するならまたまた中学生の私が顔を覗かせた。

大きな悩みがないことが当時の私の悩みだった。
不謹慎ではあるがいっそのこと不登校にでもなればいいのにと思うことも。まぁ、そうする度胸も覚悟もなかったんだけど。大きな悩みがないながらも、どこか満たされない気持ちがあって寂しくて自分が大嫌いで死にたくて、でも死ねなくて。それがどこからきているのか分からなくて、言葉にもできなくて。
そんな気持ちを私は先生を操ることで満たそうとした。私がこう動けばこうくるだろう、ここまでならぎりぎり許される範囲内だろう、頭ごなしに怒りはしないだろう、と。
おそらく教師のほうも私のメンタル面の弱さや、私が分かった上でわざと問題行動起こしていることは分かっていただろう。だから頭ごなしに怒る先生というのはいなかった。放っておくか、とことん私のためし行為に付き合うか、どちらかだった。
ためし行為にとことん付き合ってくれた相手に恋に落ちた…ような気がした。今思えばそれが彼の仕事といえば仕事だし、大人として教師として対応してくれただけだった。教師だから3年間は見捨てずいてくれただけ。在籍している間は見てくれただけ。それでも当時の私はこうして続けていればいつか特別な存在になれるかもしれないと本気で信じていた。
修学旅行の帰り新幹線の中、デッキで偶然2人きりになって話していたとき彼は言った。「いつまでも一緒にいられるわけではないからな。風音はちゃんと分かっているだろうけど。今はなんでも話聞くし一緒に考えていけるけど先生も一生風音の側にいるわけじゃないことは分かってるだろ?最後は自分で解決していかなきゃな。先生たちは手助けはできるけど、最後の最後は自分でなんとかしないとどうにもならないからな。」「分かってるよ」と答えるしかなかった。
結局卒業するまで色んなためし行為が続いて、卒業式の日、最後に手紙を渡したとき彼は言った。「風音には散々振り回されたなぁ~(笑)心配だなぁー、お前ちゃんとやっていけるんかぁ~(笑)」そして真面目な顔で「もう大丈夫か?」と。私が大丈夫と言うまできいてきた。大丈夫だと思えなかったから大丈夫と言いたくなかったけど大丈夫と言わざるを得なかった。卒業と同時に縁はばっさり切れた。

今、私も教育する立場に立って、いかに当時の自分が面倒くさい生徒だったかと自覚する。メンタル弱いし、しかもちゃんと分かっている上で問題起こしているんだから頭ごなしに怒ったところで響かないし反省するわけもない。でもそのまましておくわけにもいかず。とある卒園児が正に同じかんじで荒れてて、すごく大変だった。

今、彼はとある小学校で校長先生になった。
私は大丈夫だよ、保育士になったんだよ、今になって私がいかに迷惑かけたかやっと分かったよ、なんとか頑張ってるよ。会いたいなぁ~って思ったり、伝えたいこともあるけど、それはあくまで私の思いで、彼にとってはおそらくどうでもいいこと。

うまくまとまらないし、何言いたいか分からなくなったけど、会わない間に関係性は崩れるものだし、会えたところであの頃と同じようにふざけて話すこともないだろうし、思い出の中だから綺麗にのこるんだろうなって思って諦めます。
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